「ストフェルが81周を走行し、テスト2日目には解決策の方向性を確認することができました」
マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、ホンダが問題解決を推し進める一方で、マクラーレンは他の領域のパフォーマンスを最大化することに注力していると話す。
「これまでの数レースは、我々の希望や想像を超えた展開になっていた。まだどちらのドライバーも、トラブルのない週末を過ごせていない。パフォーマンス向上に取り組めるようになるための、最初のステップはまずそこからだ」
「ホンダは我々がずっと苦戦しているMGU-Hのトラブルの解決策を探り出そうと、懸命に取り組んでいるところだ。マクラーレン側としては、少なくとも両方のマシンがチェッカーフラッグを受けられるようにするため、作業工程と手順が最後まで万全なものにすることが重要だ」
バンドーンは、バーレーンでのテスト2日目をトラブルなく終えられたことで、チーム全体の士気が上がったと言う。
「厳しい数週間を過ごした後だったから、バーレーンでのテスト最終日の出来には、僕とチーム全体の両方が本当に励まされたよ」
「僕たちが必要としていたのはこういう後押しで、パッケージ全体に採用していくものの方向性について、たくさんの有益な情報を得ることができた。だから残念なレースを走って落胆していた日曜日の夜よりも、もっと良い気分でソチへと向かえる」