投稿日: 2024.10.07 06:50
更新日: 2024.10.07 06:12
更新日: 2024.10.07 06:12
マクラーレンの活躍で「まったく新しい世界」を迎えたレッドブル。シンガポールでの2位は“勝利のようなもの”とマルコ
autosport web
Translation: AKARAG
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブルとマックス・フェルスタッペンが世界選手権でマクラーレンと戦うなかで、「まったく新しい世界」に入ってしまったのではないかと懸念している。チームとドライバーは、チーム・パパイヤの覇権を受け入れることに苦しんでいる。
この変化はF1第18戦シンガポールGPで顕著に表れていた。マクラーレンのランド・ノリスは予選でフェルスタッペンをコンマ2秒上回ってポールポジションを獲得し、その後フェルスタッペンに約21秒という圧倒的な差をつけてレースで勝利を飾った。またレースのある時点では、ノリスとフェルスタッペンの差は29秒にまで膨らんだ。これは、レッドブルの相対的なパフォーマンスの低さが憂慮すべきほど続いていることを示しており、チームはこれでオーストリアGP以降8戦続けて優勝を逃したことになる。