投稿日: 2017.04.27 07:49
更新日: 2017.04.27 07:51
更新日: 2017.04.27 07:51
メルセデスF1の燃料違反疑惑を受け、FIAが対策。来季規則変更で厳しく取り締まり
AUTOSPORTweb
まず、チームは、マシンのメインタンク内のオイルレベルの測定値を、グランプリの週末中、「いかなるときも」FIAに対して提供しなければならない。
マシン内の総量を明らかにするため、チームは、メインタンク以外のタンク内のオイルの量も、決勝スタートの1時間前にFIAに申告しなければならない。
これは、決勝と比べて予選でオイルが余計に燃焼されているなどといった、オイル消費における異常を発見することを目的とした対策だ。
また、パワーユニットとエアインテーク間のアクティブコントロールバルブは禁止される。現在は、余剰オイルがサンプブリーザーパイプにより、インテークを通してエンジンに戻されているが、規則変更により、オイルをエンジンに戻してパワー向上に役立てるようなクレバーなシステムは妨げられることになる。
また、グランプリ中にひとつのエンジンで使用できるオイルの仕様は1種類のみに限定され、チームは事前にサンプルを用意し、申告しなければならない。
これによりチームが、予選では専用オイルを使ってパワー向上を図り、その後、決勝用オイルに戻すといった手段を取ることを防止することができる。
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています