更新日: 2016.04.22 15:17
業績好調なハンガロリンク、F1契約を2026年まで延長。設備改修にも着手
ハンガロリンクのF1開催契約が2026年まで延長されたことが明らかになった。
現在ハンガロリンクとフォーミュラワン・マネジメントは2021年までの契約を結んでいるが、早くもこれを5年間延長する形になる。
今月、路面の再舗装が完了、来年からはサーキット施設を改修するため、政府がさらなる資金を提供する予定だ。
F1の商業面のボス、バーニー・エクレストンは、「我々は新しい契約を結んだ」とコメントした。
「彼らには立派な支援者がついており、国のため、我々のためにいい仕事をしている。ハンガリーでF1を開催し続けられることに非常に満足している」
ハンガリーのシェスターク国家開発大臣は、「契約の詳細についての秘密事項は申し上げられないが、非常に好ましい条件の下、新たに5年間、F1レースを運営し開催することができるということは申し上げられる」と語った。
今後の開催に備えて設備の改善を計画しているとシェスターク大臣は言う。
「グランプリの後、誰もが満足し、楽しかったと言ってくれているが、それでも改善を重ねていく必要があることは分かっている」
「最初のステップは再舗装で、それは終わったばかりだ。2017年にはサーキットの改善のため、多額のリソースが(政府の)予算から割り当てられる」
「毎年のレースはわが国にとって最も重要なスポーツイベントのひとつである。そのためハンガリー政府はハンガロリンクのような質の高いトラックを維持することに積極的なのだ」
ハンガロリンクでのグランプリは1986年から連続して開催されており、同サーキットの所有者は過去5年中4年、利益を挙げている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています