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投稿日: 2017.04.28 13:10
更新日: 2017.04.28 13:13

小松礼雄コラム第4回:最初の鬼門、中国GPをクリアしたマシンとチームの成長


F1 | 小松礼雄コラム第4回:最初の鬼門、中国GPをクリアしたマシンとチームの成長

 バーチャル・セーフティカーが出動した時にピットインしてインターミディエイトからスーパーソフトに履き替えましたが、金曜日に走れずデータ不足だったため(霧の影響でセッション中止)、どれくらいタイヤが保つのかはっきりとは判っていませんでした。

 でも、ケビンが安定したラップタイムを刻んでくれたからこそ、ここが限界だということがピットウォールで正確に判断できたので、良いタイミングでピットインしてもう一度スーパーソフトに交換し、最後まで走り切ることが出来ました。あとでタイヤの摩耗を調べてみたら9割以上使い切っていたので、最適なピットストップのタイミングだったと思います。そのまま8位に入賞し、チームとして今季初ポイントを記録できたので良かったです。

 上海でのパフォーマンスが示すように、ケビンのレースパフォーマンスに問題はないのですが、彼が改善すべき点は予選一発の速さです。現状だとやはりコンマ2~3秒、ロマンより遅いんです。それじゃあ、悪くないじゃないかと思われるかもしれませんが、今シーズンの中団争いはかなり接近戦なので、このコンマ2秒の差でヘタをするとQ1敗退になってしまいます。

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■厳しい中団争いと予選Q2争い
■グロージャンの驚異的な戦略完遂能力
■序盤の次の鬼門、ロシアGP、スペインGPに向けて


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