大気圧が低いメキシコシティGPでは、冷却性能を最大限高める仕様のボティワークが投入される。しかし冷却性能だけを考えて、開口部が大きいエンジンカウルを投入すれば、マシン表面の空気の流れが乱れ空力性能が落ちる。空気密度が低いメキシコでは平地と同じ仕様の空力パッケージでも、ダウンフォースが平地よりも落ちる。そのため、冷却性能を高めつつ、できるだけ空力性能を落とさないパッケージが求められる。
F1 ニュース
レッドブル&HRC密着:予選2番手を実現した攻めの冷却仕様と、決勝のペース不足という難題
Masahiro Owari