FIAは、F1第23戦カタールGPの週末にレースディレクターとスチュワードが下したいくつかの予想外の決定事項を明確化すべく動いた。
論争が始まったのは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が予選Q3のクールダウンラップ中にジョージ・ラッセル(メルセデス)の走行を妨害したとして、予選後に1グリッド降格ペナルティを受けてのことだ。その次は、決勝レースの29周目以降コース上にデブリがあったものの、ダブルイエローフラッグが掲示されたのみだったこと。そしてもうひとつは、ランド・ノリス(マクラーレン)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の両者に厳しいペナルティが科され、事実上これによって両名はトップ5のポジションから外れたことだ。