最終戦アブダビGPでの木曜会見には、まずカルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の3人が出席した。サインツとハミルトンは今週末のレースがそれぞれ、フェラーリとメルセデスでの最後の1戦となる。そしてサインツとピアストリは、コンストラクターズタイトルを激しく争うチームの一員だ。
Q:フェラーリはマクラーレンに、21ポイント差をつけられています。勝算は?
サインツ:チーム間の戦闘力自体は、極めて僅差だと思う。フェラーリ、マクラーレンだけでなく、メルセデスとレッドブルに対してでも同様だ。トップ4チームがコンマ数秒以内にいると考えているよ。サーキット特性、使用するタイヤ、風、コンディション、それらの違いで、その週末にトップに立つ1台が変わる。先週末のカタールはマクラーレンになりそうだったのが、結局はマックス(・フェルスタッペン/レッドブル)だった。その前はジョージ(・ラッセル/ジョージ・ラッセル)、メキシコは僕、ブラジルの雨のなかはマックスという具合。それくらい、4チームの差は僅差なんだ。