いよいよ12月10日(火)に、F1第24戦アブダビGPが行われたヤス・マリーナ・サーキットで、今年最後のポストシーズンテストが行われる。日本人にとって、このテストの最大の注目点は、レッドブルのマシンを走らせる角田裕毅だろう。
当初、このテストは形だけのものだと思われていた。というのも、1チームが2台走らせるポストシーズンテストは2台で目的が異なるからだ。グランプリ経験2戦以下のドライバーが走らせるマシンはタイヤ、セットアップが自由に行える通常テストであるのに対して、レースドライバーが乗り込むもう1台のマシンは、ピレリのタイヤテストとして行われるからだ。