「誰も彼を愚かに見せようとはしていないし、誰かを愚かに見せるのは難しいことだ。もし誰かが愚かに見えるとしたら、それは実際にそうなのだろう」とエクレストンは語った。
「彼らはモーターサイクルのレースでは良い仕事をしてきた。彼はモーターサイクルを愛しているし、そこから利益を得ているようだ」
「F1からは彼らはあまり利益を得られなかった。私が言ったのは、彼らが買ったものを我々は提供してきていないということだ。だがそれは我々の落ち度ではない。ショーを作り上げるのは我々ではない」

「しかしありがたいことに、今はフェラーリが調子を上げており、それは他のチームも同様だ。レース内容は非常に充実したものになるし、主催者にとってより良い状況になるだろう。チケットが売れるようになるはずだ」
エクレストンの発言についてリバティ・メディアと話をしたかと尋ねられたラザリは次のように答えた。「連絡はとったが、ここで過去の話をしても無意味だ!」
「今年最後のマレーシアGPを必ずや素晴らしいショーにしたいと思う」
ラザリは、観客数とテレビ視聴者数が減少したため、グランプリに出資していたマレーシア政府が2018年の契約終了を待たずに早期の契約解除を要請したのだと語った。
ラザリは契約に関して「F1新オーナーのリバティ・メディアと多くの話し合いを持ったが、継続への道を見つけることはできなかった」という。
「リバティ・メディアは我々が継続開催できるように努めたが、再検討を促すほどの強力な提案がなかった」とラザリは語った。
「我々はバーレーンで長い時間話し合いを行った」
「リバティ・メディアは開催権料を減額する提案をしてきたが、提案内容はたとえ2018年までの継続だとしても魅力がなかった」