Mathias Brunner / Translation:Kenji Mizugaki

 自身4度目のF1チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペン。それぞれのシーズンでチャンピオンを獲得した時の思いをフェルスタッペンが語る。
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 マックス・フェルスタッペンは豪華絢爛なラスベガスGPを5位でフィニッシュし、2024年のF1世界選手権王者の座についた。その一週間後、彼はライバルの多くが自滅していくなか、波乱に満ちたカタールでのレースで優勝を飾った。そして、最終戦のアブダビではスタート直後にオスカー・ピアストリのマクラーレンと接触し、10秒のタイムペナルティを科されながらも6位に入った。

 自身4度目のタイトルについて、マックスはこう振り返る。「僕にはどれも違うものに感じられる。まず最初のタイトルは、何と言っても初めてだったし、ルイス・ハミルトンとのものすごく激しい争いの末に獲得したものだった。2度目には1度目がまぐれではなかったと証明する意味合いがあり、3度目は記録破りのシーズンだったという意味で特別だった。そして、4度目のタイトルを手にしたあと、何よりも強く感じたのは安堵感だ。次々と逆境や不運に襲われながら、すべての障害を克服してタイトルを防衛できた年だったからね。しかも、僕らのクルマは必ずしも最速ではなかった。その点で2024年のタイトルは、これまでで一番満足度の高いものだったかもしれない」

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