F1はここ数年、グランプリのプロモーターとの契約に関する戦略を変えてきた。数年前までは、3年程度の短期契約を選んでいたが、最近では長期にわたる契約を結ぶ傾向にある。これにより、プロモーターとサーキットが施設の大規模なアップグレードに投資できるだけでなく、サーキットを訪れる新しいファン層を獲得しやすくなった。
2025年のF1世界選手権に含まれる24のグランプリの多くが、すでに長期契約を締結済みだ。実際、16のグランプリプロモーターが2030年代まで続く契約を保持している。最も長い契約を締結しているのはバーレーンで、2036年末までとなっている。