GPDAは1994年に安全性向上を推進するために再興され、近年はF1への関わりが拡大している。
2014年に会長に就任したブルツは、F1ドライバーをファンにとってより身近な存在にすることを目指す活動において中心的な役割を果たしてきた。
F1新オーナーのリバティ・メディアの下、GPDAはコース上のショーを改善し、新たなファンを獲得するため、F1経営陣とのより緊密な関係を模索している。
スピードが速く、よりチャレンジングで、ドライブするのが楽しいマシンがあれば、ドライバーたちはよりハッピーになり、その結果、それがファンにとってもプラスになるというのが、近年GPDAが繰り返し唱えてきた主張のひとつだ。
そのようなマシンが2017年に登場したことにより、F1界のムードも上昇。メルセデスとフェラーリが接戦を繰り広げ、昨年よりもテレビ視聴者が増加しているという。