レッドブルの元チーフテクニカルオフィサーで、アストンマーティンのマネージングテクニカルパートナーに就任するエイドリアン・ニューウェイは、退任するかなり前からチームの2024年型マシン『RB20』の開発方向性について懸念を抱いていたことを明かし、ミルトン・キーンズを拠点とするチームのエンジニアたちが、RB20の根本的な問題を過小評価していたことを示唆した。
レッドブルは2024年シーズン序盤の10レースのうち7レースで優勝するなど成功を収めたが、その後パフォーマンスは大幅に低下し、最終的にマクラーレンにコンストラクターズタイトルを奪われることになった。レッドブルの不振の始まりは、チームを離れることをニューウェイが5月に発表したのと時を同じくしていた。