「プラスのポイントは、チームメイトが素晴らしいことだ。彼らはアロンソを助けるつもりだろうし、彼はそれが普通ではないと感じると思うよ」
「普通はチームメイトを全員負かしたいと考えているだろうけど、クルマは本質的に同じであり、成功と失敗の差を生むのはチームがどれくらい小さな違いを把握しているかによるんだ」
昨年、F1からインディカーに転向し、ルーキーでインディ500を制したロッシは、チームプレイの勝利だった。ライアン・ハンター-レイたちチームメイトが先導することで燃費を持たし優勝を果たした。

同じF1出身で昨年インディ500に初挑戦したマックス・チルトン(チップ・ガナッシ)は、ペースを維持する精神力がカギになると語る。
「僕はフェルナンド・アロンソの大ファンだし、常に彼が最高のドライバーだと言ってきた。だから、彼がうまくいくことは間違いないよ」
「でも、フラットアウトやラップタイムの設定という面は、レースという面では違うんだ。難しいことさ」
「マシンにダウンフォースがないとき、基本的には230mphでコーナーに向かうスキルが必要だ。でも、それは自分の意思決定のタイミングなんだ」
「フェルナンドが車から降りたときに、右足に意思があることを今まで知らなかったって語っていたけど、それは僕がまさに言いたかったことさ」
「コーナーに向かうとき、アクセルを踏む右足自身が心を持って、自分のいうことを聞かなくなるんだ。それは、非常にメンタリティな問題さ。新人としては、より精神的な側面が大事なんだ」