FIA会長モハメド・ビン・スライエムが、F1に持続可能な燃料を使用するV10エンジンを導入するという選択肢について言及したことに対し、メルセデスF1チーム代表トト・ウォルフは、2026年のレギュレーション変更が間近に迫るなかでそれに関する議論を持ち出すことは、時期尚早であると発言した。
ビン・スライエムFIA会長は、合同発表会『F1 75 Live』イベントの後、SNSを通して次のようなコメントを発表した。
「今週ロンドンで行われたF1の発表は、スポーツの将来について多くの前向きな議論を引き起こした。我々は2026年のシャシーとパワーユニットに関する規制の導入を楽しみにしている。一方、将来のモータースポーツの技術的トレンドをリードする必要もある」