キャリーによると、新開催地の候補の評価を現在進めているところだが、F1にふさわしい場所を選ぶ必要があるという。
「なるべく多くの候補地と交渉し、評価を行おうとしている」とキャリーは語った。
「歴史的な面から見て市場が明らかに存在するヨーロッパと、南北アメリカやアジアでの機会との両方を見ている」
「前に進むにあたって、開催地ごとの機会がそれぞれ我々にとってどのような意味を持つのか、確実に理解しておきたいと考えている。ただし、いろいろな意味において優先順位の第一は、来年開催される21戦を可能な限りの成功に導くことだ」
キャリーはマレーシアGPは今シーズンで最後となることを再確認する一方、継続が危ぶまれているシンガポールについてはカレンダーに残ると予想している。
「シンガポールの契約更新に積極的に取り組んでいるところだ。我々はシンガポールが撤退するとは思っていない」
「これから合意に至る必要があるが、開催継続を目指して、熱意を持って取り組んでいる」
「アジアは南北アメリカと同様に重要な成長市場だ」
「シンガポールでのグランプリは大きな成功を収めてきた」
「(今年は)中国とオーストラリアで観客数が大きく増えた」
「我々には勢いがついている。それにアジアは我々が前に進むに連れて、間違いなく大きな成長を遂げるマーケットだと見ている」