2025年のF1開幕戦オーストラリアGPでランス・ストロールが6位に入賞したものの、予選では2台そろってQ2落ちするなど、やや精彩を欠いたメルボルンでのアストンマーティン。オーストラリアGP期間中にアストンマーティンに関して最も大きな話題となっていたのが、メルボルンでの2台の走りではなく、稼働を始めたばかりの新しい風洞施設についてだった。
なぜなら、アストンマーティンにはこれまで自前の風洞施設がなかったからだ。チーム代表兼CEOを務めるアンディ・コーウェルは、オーストラリアGPの国際自動車連盟(FIA)の公式会見でこう語った。