第2戦中国GPの終盤、マクラーレンのランド・ノリスはブレーキトラブルのために、首位を走るチームメイトのオスカー・ピアストリに対して予定していた“攻撃”を始めることができなかった。
マクラーレンは上海でのレースの最後の15周において、チャンピオンシップで首位に立つノリスがトラブルをかばい、2位のままレースを終了できるよう支援することに重点を置いていた。一方でチーム代表のアンドレア・ステラは、マクラーレンには希望の兆しがあったことを認めた。この問題によりレースは俄然ピアストリ有利となり、どちらに転んでもおかしくなかったふたりのドライバー間の戦いは回避された。