タイのスポーツ庁(SAT)とフォーミュラワン・マネジメント(FOM)が、合意のうえ覚書を締結したことにより、タイは待望のF1世界選手権のカレンダー枠確保に一歩近づきつつある。
『Bangkok Post』が報じたところによると、この進展は、今月初めにF1のCEOであるステファノ・ドメニカリがタイのペートンタン・シナワット首相と会談を行ったことも含め、数カ月に渡る接触と協議を経て実現したものだ。バンコクのチャトゥチャック地区がグランプリ開催地の最有力候補として浮上しており、世界のモータースポーツのトップに加わるというタイの野望はもはや遠い夢ではなく、実行に移されている計画となっている。