レッドブルは、わずか2戦でリアム・ローソンを外すという決定の後、世間全般からの大きな反発に直面している。チームがダメージを最小限に抑えるため、モータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコがメディアへの対応をし始めた。
角田裕毅がレッドブルに起用されることについては、疑問を呈している者はいない。むしろ、多くの人々が、シーズンの最初から角田がマックス・フェルスタッペンのチームメイトに起用されるべきだったと考えている。批判の対象になっているのは、いったん若きローソンを起用しながら、わずか2戦で降ろした、そのチームの決断である。ローソンがこれまでレースをしたことがなかったサーキットでのグランプリを2回終えて、経験ある鈴鹿でのレースを前に彼を外したことについて、ドライバー、解説者、他チームの関係者、そしてファンにいたるまで、大勢の人々がレッドブルを批判している。