2025年F1第3戦日本GPの木曜日に行われたFIA会見には、第1部にリアム・ローソン(レーシングブルズ)、第2部に角田裕毅(レッドブル)が出席した。そして驚くべきことに第2部では、同席したシャルル・ルクレール(フェラーリ)やニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)を差し置いて、ほとんど角田だけに質問が集中したのだった。
これまで歴代日本人F1ドライバーのほぼすべての会見に出席してきたが、たとえ彼らが表彰台を得た直後の会見でも、ここまでのことはなかった。開幕からわずか3戦目でのトップチームへの抜擢という劇的な経緯、そして何より角田なら何かやってくれそうだという期待が、これだけの注目を呼んだということなのだろう。