今年のF1第3戦日本GPでは、ある記録が更新される可能性があり、メルセデスのルーキードライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリの走りに注目が集まっていた。その記録とは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2016年のスペインGPで打ち立てた18歳228日というF1史上最年少勝者の称号だ。
今シーズンのF1はマクラーレンが開幕2戦を制し、3戦目の日本GPでも好調な走りを披露。アントネッリが実力で優勝できる可能性はあまり高くなかった。ただし鈴鹿では、アントネッリにはもうひとつの記録更新がかかっていた。