日本GPで10位に入賞して満足したハースのオリバー・ベアマンは、同レースを“退屈”であったと評し、「基本的に、53周の間はずっとひとりでいたし、自分の前でも後ろでも誰かがオーバーテイクをしたのを見ていない」と語った。
確かに、新しいタイヤを履いたトップ集団のドライバーたちが、第1スティントを延ばしていたドライバーたちを相手に躍進したことは別として、トップ10内で唯一実際に追い抜きをしたのは、6周目にアイザック・ハジャーを追い抜いたルイス・ハミルトンくらいだった。さらに、これは何よりもハミルトンが予選でポジションを落としていたことによるところが大きいだろう。