2025年F1第4戦バーレーンGPのFIAドライバー会見第一部には、開幕以来絶好調のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)と、対照的に苦しいレースが続くカルロス・サインツ(ウイリアムズ)、ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)が出席した。
Q:カルロス、ウイリアムズに移籍以来、まだ最高のカルロスを見ていない印象です。問題点は何だったのでしょう。
サインツ:「開幕からわずか3戦で僕の最高のパフォーマンスを期待するのは、あまりにF1の難しさを理解していない発言だと思う。初めてのチームのマシンスピードに完全に慣れ、最後の0.5秒、0.2秒をどこから絞り出すか、全然簡単なことじゃないんだ」
「この3戦を振り返ると、オーストラリアと鈴鹿では速さはあった。予選を通してアレックス(アレクサンダー・アルボン)とほぼ同タイム、もしくはコンマ1秒台を維持できたからね。でも中国では様々な理由で調子が悪かった。今後はいっそうミスを減らし、スピードを向上させていくだけだよ」