うまく行かなかった金曜日を象徴するようなシーンがF1第4戦バーレーンGPフリー走行1回目で起きた。角田裕毅(レッドブル)にピットインの指示が無線で伝えられると、メカニックたちが一斉にピットボックスに出てきて、角田が帰還するのを待っていた。左フロントタイヤマンの横にはフロントウイングのフラップ調整するメカニックも専用の工具を持って準備していた。
ところがピットレーンに入ってきた角田は、あろうことかレッドブルのガレージの前を通過して行ってしまった。通過した角田は「あっ、ごめん」と無線で謝罪。これを受けて、ボードで角田に注意を促すようメカニックのひとりがピットウォール側に立つことになった。