チームメイトのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得したのに対して、角田裕毅(レッドブル)のF1第5戦サウジアラビアGPの予選は8番手に終わった。ふたりの差は0.910秒。その差はどこにあったのか?
直接的な差は、セクター1だ。角田はこのセクター1でフェルスタッペンから遅れをとっていた。Q3の最後のアタックではフェルスタッペンが31.507秒の区間最速タイムをマークしたのに対して、角田はターン4でプッシュしすぎてスナップ・オーバーステアが出て、大きくロス。区間タイムは32.139秒と、セクター1だけでコンマ6秒も差をつけられた。