チームがVJM09のポテンシャルを生かしきるためには、クリーンな週末を過ごす必要があるものの、これまでのところ実現できずにいると言う。
「私たちのいる中団グループは差がとても少ないため、すべての物事を正しく進めなければならない。開幕戦(オーストラリアGP)は最悪のタイミングでの赤旗で、2戦目(バーレーンGP)は両ドライバーがクラッシュした。まだ3戦目だし、2台がともに予選トップ10入りを果たすことができて、速さがあるとわかったのは良かった。この調子でミスのないレースを走れれば、ポイント獲得も可能だろう。もちろん落胆はしている。レースではクラッシュや赤旗、セーフティカーなど必ず何かが起きていて、まだ本来のペースを発揮できずにいるが、追いつけるはずだ」
チームは現在コンストラクターズ・ランキングでは7位となっており、ハースやトロロッソよりも下位にいる。サフナウアーは、状況がフォース・インディアにとって好ましくない流れになりすぎていると考えている。
「いま、やっている仕事を続けていく。開発を続け、良いレースを走る。ふたりの経験豊富なドライバーが、1周目で両方とも失敗するというのは珍しいことだ。赤旗が最悪のタイミングで出るというのもレアなので、同じことが何度もあるとは思えない。懸命に仕事を続ければ、ポイントを獲得できるようになる」