投稿日: 2017.05.20 08:27
「ヒーロー、アロンソの予選7位は10点満点で11点に値する快挙」:英誌ドライバー評価 F1スペイン編
AUTOSPORTweb
英AUTOSPORTが2017年F1第5戦スペインGPを戦った全ドライバーを10点満点で評価、10点がひとり、9点が3人に与えられた。
この企画は英AUTOSPORTが数年前から行っているもので、各グランプリにおいてすべてのドライバーに関して主に予選と決勝のパフォーマンスを評価し、さまざまなソースから得た情報を加味して採点する。
■最も遅いマシンで入賞を達成できたのはウェーレインの功績
今回唯一、満点の評価がなされたのは、ザウバーのパスカル・ウェーレインだった。ウェーレインは予選でQ2に進出し15位、ただひとり決勝を1ストップで走りきって8位入賞、ザウバーにとって今季初のポイント獲得を成し遂げた。
「予選でルノー、マクラーレン、ウイリアムズ、トロロッソの各1台ずつに勝ってQ2に進んだのは予想外の結果だった。しかしそれよりも驚かされたのは、日曜にウェーレインが見せた見事なレース運びだった」と短評には記されている。
「バーチャル・セーフティカー・ピリオドでの完璧なタイミングのピットストップが戦略上のカギになったのは確かだが、ウェーレインのペースも評価できるものだった。現在のF1において最も遅いマシンでポイントを獲得できたのは彼自身の貢献があってこそだといえるだろう。ピットレーンへのエントリーにおける違反でペナルティを受け、カルロス・サインツJr.の下にポジションを落とすことになったが、ぎりぎりでピットインを指示したためであるとして、ザウバーはペナルティの責任はウェーレインにはないと明言している」
■死闘を繰り広げたハミルトンとベッテル、「頼れる」ペレスに高評価
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています