現在ホンダはF2で松下信治、FIAヨーロピアンF3で牧野任祐、GP3で福住仁嶺を走らせており、松下と牧野は今季の成績次第ではF1参戦に必要なスーパーライセンスを得られる可能性がある。
福住は、ザウバー・ホンダ誕生により生じるかもしれないチャンスを喜んでいるが、今はGP3での戦いに集中したいと語った。
「僕にとっても、他のジュニアドライバーにとっても、すごくいいニュースだと思います」と福住は英AUTOSPORTに対して語った。
「F1で走るチャンスがあるのです。それが来年になるのか、3年後になるのかは分かりませんが」
「いいことです。でも、正直言って、今はF1のことばかり考えているわけではありません。今年大事なのは、ポイントを取り、いい結果を出すことです」
2017年、ザウバーにはリザーブドライバーはおらず、プレシーズンテストからシーズン序盤にかけて、ウェーレインが走れなかった際にはジョビナッツィを起用してきた。
ジョビナッツィが走れない場合、ザウバーは、同じくフェラーリのジュニアドライバーで、F2の現ポイントリーダーであるシャルル・ルクレールを採用するかもしれない。ザウバーは今シーズン中にルクレールを金曜プラクティスで走らせることを検討していると考えられている。ルクレールは昨年、フェラーリパワーユニットを搭載するハースからFP1に出場した。