2日間のバーレーンテストでは、テストドライバーのオリバー・ターベイが初日、レギュラードライバーのストフェル・バンドーンが2日目を担当した。バンドーンは81周を走り切ったが、初日にはトラブルが発生し、ターベイは17周しか走行できずに終わった。
バンドーンも、低速なモナコでは昨年とのマシン差は感じにくいとして、経験あるバトンなら何の問題もないと予想している。
マクラーレンのシミュレーターは精度が高いため、これに頼ることができるともバトンは言う。
「(グランプリの週末の間に)新しいアイデアが出てくれば、それをチームがシミュレーターでテストして、方向性は正しいのか、期待どおりに機能するのか、マシンの改善に役立つのかを教えてくれる」とバトン。
「それを僕らがマシンに反映させる。疑問に思ったりはしない。相関精度が高ければ、疑問に思うようなことは全くない」
「シミュレーターでうまくやるのが難しいこともいくつかある。たとえばコーナー入口でのオーバーステアに関してだ」
「でもそれ以外は、走っていてかなりリアリティがある。ウォールにヒットしそうになると、ステアリングから手を離して、目を閉じてしまうほどだ」