バトンは、ウェーレインが自分を見ていないことに気付いたのが遅すぎたと述べている。
「もちろん、行けると思った。そうでなければアクションは起こさない」とバトン。
「1周目にピットインしていたから、彼のタイヤは完全に終わっていた。僕はしっかりインに入っていたと思う」
「レーシングドライバーなんだから、ただぐるぐるコースを走っているだけで、何もアクションを起こさないのは辛い。だからトライした」
「彼に並びかけて、横を見て初めて思った。『僕のことを全然見てないじゃないか』とね」
「今のマシンは視界が悪い。そのことは今週末、チームにもFIAにも伝えた」
「引こうとしたが、遅すぎて、接触してしまった」
「あんな風にマシンが横向きに引っくり返っているのを見たのは初めてだ。タイヤの影響なのか、単に不運だったのか、分からないけれど」
「自分がマシンを止めてからすぐに様子を聞いたら、自力でマシンから降りたと言われた。本当によかった」
「彼と会って話したけど、明らかに腹を立てていた。それでも無事でよかったよ」