投稿日: 2017.06.04 12:39
更新日: 2017.06.04 12:42
更新日: 2017.06.04 12:42
F1、2019年以降は年間22戦以上の開催を検討。2週連続でのレースは回避する方向
AUTOSPORTweb
Translation: AKARAG
ブラッチスは、2週連続開催のレースをを減らすことがチームにとって助けになるのではないかと考えている。しかしこれは、オフシーズンや夏休みを短縮することにつながりかねない。
「我々はあまりレースを連続させたくないと考えている。そのためには、ヨーロッパでのレース、アメリカでのレース、アジアでのレース、というように地域で分けて調整を試みている。しかし天候や契約などの点から困難になっている」
ブラッチスは、F1と他のスポーツイベントとの日程重複を是非とも避けたいと考えているという。
モナコGPの週末、FIA会長のジャン・トッドは、F1のスポーツ担当取締役ロス・ブラウン、WEC世界耐久選手権CEOのジェラルド・ヌブー、フォーミュラEチーフのアレハンドロ・アガグらと会合を持ち、今後カレンダーの決定において密に連携していくための議論を行った。
ブラウンはまた、スペインでドルナスポーツ代表のカルメロ・エスペレータに会い、MotoGPとの日程重複を避けるための話し合いを持った。ブラッチスはこの件について、以下のように語る。
「我々はファンにとって最善な状況を作り出したいと強く考えている。魅力的なスポーツイベントが、他で行われているということは避けたい。来年はウインブルドンの決勝とW杯決勝(予定)が、イギリスGPと同日になってしまう」
「イギリスGPをその日に開催するのは、次善の策なんだ」
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