スペインとモナコで2段階にわたって行ったアップグレードによって、マクラーレンのシャシーパフォーマンスは中団チームをしのぐレベルに到達していると、ブーリエは確信しているという。
ブーリエは、モナコで速さを見せたトロロッソSTR12は非常にドラッグが大きく、一般的なサーキットでは苦しむものと予想しているが、フォース・インディア、ウイリアムズ、ハース、ルノーは優れたエンジンパフォーマンスが有利に働くと考えている。
MCL32の今の仕様が、今シーズン中の今後の空力開発の方向性を決めるベースとなると、ブーリエは語った。
「基準を定めることができた。これまで何を成し遂げてきたか、理解している。手順やプロセスがうまく機能するかどうかを確認することが、チーム内における目標だった。機能することが確認できたので、自分たちには次の目標を達成する力があると自信を持っている」
「マシン開発は今後も進めていくが、今のプラットフォームには満足だ」