レッドブルのテクニカルボス、エイドリアン・ニューエイが、F1パワーユニットの開発トークンシステムが撤廃されれば、開発競争が激化し、潤沢な資金を持たないマニュファクチャラーは後れをとっていくだろうと予想した。
2014年に新パワーユニットが導入された後、コストを抑えるため開発を制限する目的でトークンシステムが取り入れられた。しかし先週、ルノー・スポールのマネジングディレクター、シリル・アビテブールが、2017年からトークン制を撤廃することに関し合意がなされたと発言した。
これが実現すれば、パワーユニットマニュファクチャラー4社は開発を自由に行うことができ、他から後れをとっている者が追いつくチャンスが拡大、新マニュファクチャラーの参戦を促す効果も期待される。ただし基数制限は残り、新パーツを導入できるのはパワーユニットを構成する6つのエレメントのうちいずれかを新しくする際のみに制限されると、BBCは伝えている。