「ホンダは方向性を見失って途方に暮れている」というブラウンのコメントについて、英AUTOSPORTに聞かれた長谷川総責任者はそれを否定し、改善のために正しい方向に向けて作業を急ピッチで進めていると語った。
「私たちが正しい方向に進んでいるということを彼らに確信させられずにいるのは残念です。ですが、私たちは方向性を見失っているわけではありません。それは確かです」
「まだ多少時間は必要ではあるものの、私たちは正しいことをしています。開発を促進するため、たくさんのことを行っています。具体的なことを明かすつもりはありませんが」
ホンダが事態を好転することができるとマクラーレンに納得させるには、「より優れたエンジンを提供する」しか道はないと、長谷川総責任者は語った。
「ホンダはいずれはやれると彼らは考えているかもしれませんが、私たちとしてはそれを証明して彼らに納得してもらう必要があります」