投稿日: 2017.06.12 05:36
更新日: 2017.06.12 06:42
更新日: 2017.06.12 06:42
F1カナダGP決勝:ポイント目前のアロンソがエンジンブロー、優勝はポールから独走のハミルトン
Mineoki Yoneya
アロンソはノンストップのまま8位で走り続けているが9位ヒュルケンベルグらとの差はじわじわと縮まっていく。
11位マグヌッセン、12位バンドーンもピットインせずに走り続けており、この3台がお互いを見合ってレースをしている状況だ。
上位では41周目にライコネンがピットインし、ウルトラソフトで膠着状態の打開を狙い43周目には首位ハミルトンより1秒以上速いファステストラップを記録した。
アロンソは42周目にピットインし10位マグヌッセンの7秒後方へ。マグヌッセンは46周目にピットインし15位へ後退、しかしアロンソはストロールに抜かれて11位に落ちてしまう。
だが54周目にクビアトがエンジンからのバイブレーションを訴えてピットイン。フォーメーションラップでの走行でさらに10秒加算ペナルティを科されていたクビアトはここでそれを消化する必要があったが、タイヤが準備できておらず混乱し大幅にタイムロスしてしまい、一度はコースに戻ったもののリタイア。これでアロンソは再び10位に浮上した。
一方で3位リカルドを先頭とした争いはフォース・インディア勢がぴたりと後方に付けるが抜けず膠着状態。フォース・インディアは、タイヤが新しいオコンを前に行かせてリカルドにアタックさせる戦略を採るがそれを実行するまでの話し合いに時間を要する。