ブリーフィングにテレビカメラを入れる際に考えられる問題のひとつに、ミーティングの性質が変わってしまうことがある。また発言が事実上公になるため、ドライバーやFIAが安全や競技についての重要な問題について、発言に消極的になることも考えられる。
ブリーフィングビデオの中に何度も登場したウイリアムズF1のフェリペ・マッサは、ミーティングの動画の公開を後押ししている。
「いいアイデアだと思うよ」とコンセプトについて尋ねられたマッサは答えた。
「正直言って、僕はモナコでのミーティングを誰かが撮影していることすら気づいていなかった」
「僕たちがチャーリー・ホワイティングやチーム、関係者と話をしているところを見れば、見ている人たちは皆、F1への理解をさらに深められるんじゃないかな」
テレビカメラが入ることでミーティングの性質が変わると思うかとさらに尋ねられたマッサは次のように答えた。「率直に言って僕は気にしないよ」
「僕はあの場で、F1にとって最善であることをしようとしている。正しくないと思うことや、ルールについてもっと改善すべきこと、その他いろいろなことについて発言するんだ。僕にとっては(公開されても)全く問題ではない」