ホーナーはアゼルバイジャンGPとオーストリアGPが厳しいものになると認めている。ミディアムからローダウンフォースの特質のあるコースでは、レッドブルのシャシーとルノーのパワーユニットの強みをうまく活かせないからだ。
しかしホーナーは、チームがカナダGPで強力な走りをし、リカルドが3戦連続で表彰台を獲得したことから自信を得ている。
マックス・フェルスタッペンは5番手から素晴らしいスタートを切って2位に浮上、バッテリーの不具合でリタイアする直前まで首位を目指してルイス・ハミルトンに挑んでいた。

「次からの2戦は我々にとって厳しい戦いになる」とホーナーは付け加えた。
「だが、すばらしいパフォーマンスをもたらすマシンを作り出したことに満足している」
「我々のマシンのパフォーマンスは間違いなく良好だ」
「マックスはリタイアするまでは2番手で競争力のある走りをしていた」
「予選でも分かるように、Q3でエンジンの重要度が増す前の、とくにQ1とQ2で上位に接近している」
「あのコースではチームの弱点が露呈されると分かっていたが、それでもまた表彰台を獲得して終えることができたんだ」