更新日: 2016.05.02 04:53
ハミルトン「決勝でもトラブル。優勝争いできたはずなのに」:メルセデス ロシア日曜
2016年F1ロシアGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=2位
最初に、昨夜ファクトリーから新しいパーツを取り寄せるために力を尽くしてくれたスタッフ、今日のレースに僕が出場できるよう、準備を整えるために夜を徹して作業にあたってくれたメカニックたちにお礼を言いたい。
僕を担当しているグループは今、きつい時期にいる。でも僕は心から彼らを信頼している。今シーズン、ガレージ内で互いのクルーの交代を行ったが、今問題が起きている理由はそれとは全く関係ない。過去3年にそんなことは起きていないし、そんな風に考える理由もない。
彼らのハードワークなしにはここまで来ることはできなかった。だから改めて彼らに感謝したい。
1コーナーは大混乱だった。何が起きたのか知らないけれど、何かが起きているのが視界の片隅に入って来た。「もう巻き込まれるもんか!」と思ったよ。なんとか避けて、無事に通過することができた。でもターンインしていたら巻き込まれていただろうね。あれは本能だった。今日は接触せずに済んでよかった。
その後はペースがよかったので優勝を目指すことができるかもしれないと思った。そしたら水圧の問題が起きて、そのチャンスを失った。最後まで走り続けるのはきつかったけど、ベストを尽くしてうまく対処できたと思う。労わりながらマシンをフィニッシュまで持っていかなければならなかった。こういう週末だったから、チェッカーフラッグを受けた時にはほっとした。
今シーズンはまだ先が長いけれど、完調なエンジンパーツはあまり残っていない。信頼性の面でもっといい仕事をする必要がある。