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投稿日: 2017.06.21 17:02
更新日: 2017.06.22 10:32

【あなたは何しに?】メルセデスチーム代表が、ホンダF1総責任者と意見交換


F1 | 【あなたは何しに?】メルセデスチーム代表が、ホンダF1総責任者と意見交換

「将来のパワーユニットに対する意見交換だよ。2021年以降のね」

 今年に入って、低迷するホンダに対して、一部のファンたちが「再び撤退するのではないか?」という不安の声が上がっているらしいが、ホンダのF1へのコミットは、私たちが想像している以上に強い。

 撤退の噂はホンダだけでなく、カナダGP直前にはメルセデスにも向けられた。エディ・ジョーダンがドイツ紙のインタビューに「2018年限りでメルセデスがF1から撤退する」旨をほのめかす発言を行ったからだ。

 もちろん、メルセデスはすぐさまこれを否定。ウォルフによれば、「撤退を考えているのなら、4月下旬に行われたエンジンメーカーの会議なんかに出ていないよ。今日も、その件でいくつか確認したいことがあったから、ハセガワ-サンと話をしていたんだ」という。

ハミルトンのポール・トゥ・ウィンを祝福するトト・ウォルフ
ハミルトンのポール・トゥ・ウィンを祝福するトト・ウォルフ

 そんなことを、サーキットから帰ろうと歩きながらパドックの出口に向かっているウォルフから聞いていたら、ウォルフが「ちょっと待って」と言って、何度も立ち止まっていた。1-2フィニッシュを飾ったドライバーたちを労っていたのである。ルイス・ハミルトンなどはまだテレビの取材が終わっていなかったので、自分からミックスゾーンへ入って、ポール・トゥ・ウィンを祝福していた。
2位表彰台を獲得したバルテリ・ボッタスにも声をかけるトト・ウォルフ
2位表彰台を獲得したバルテリ・ボッタスにも声をかけるトト・ウォルフ

 声をかけていたのは自チームのドライバーだけではない。カナダGPで初入賞したランス・ストロールを見つけると、握手をして健闘を讃えていた。そんなオープンなところが、パドックで人気の理由なのだろう。ウォルフの会見は、チーム代表が開く会見の中で、常に最も多くのメディアたちが集っている。


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