更新日: 2017.06.30 08:27
レッドブルF1「いずれ実力で勝つことができる」と自信も、相次ぐトラブルに悩む
フェルスタッペンは前戦カナダGPでも、レース序盤のメカニカルトラブルが原因で上位のポジションからリタイアする羽目になった。マルコはフェルスタッペンがフラストレーションを抱えていることを認めた。
「マックスが活躍できる時はいずれ訪れる。ただ待つ必要があるだけだ」とマルコ。
「彼はこれで6戦中4レースをリタイアしたことになる」
「とても辛いだろうし、チームメイトが優勝するところを見ては心穏やかではいられないと思う」
詳細は本格的な調査を行うまでは分からないが、マルコは、デブリがフェルスタッペンのマシントラブルの原因かもしれないと述べている。
「信じられないことだ。リカルドのブレーキダクトに何かの破片が入り込んでピットストップさせなければならなかった。マックスのマシンには冷却系に大きな破片があった。もしかするとこれが取り除かれる前にオーバーヒートしてしまったことが、エンジントラブルの原因だったのかもしれない」
「大きなカーボンファイバーのパーツだった。残念ながらそれを取り除けたのは3周後のことだった」
バクーでは外的要因が大きく働いたのかもしれないが、信頼性の問題はレッドブルとトロロッソの双方に懸念を残している。
「これを克服しなければならない。文句を言っていても解決しない」とマルコは語った。
「ルノーとともに現状をどうしたら改善できるか議論を行っている」
「彼らとはいつもレースについて月曜日に情報交換をするのだが、今以上に緊密に小さな問題にも取り組む必要があるだろう」
「我々とだけではなく、それはトロロッソとルノーの間でもだ。同じ問題が二度と起こらないようにするためにもそれが必要だ」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています