今シーズンのフェルスタッペンは、信頼性の低さから起こる一連の悲惨な状況を耐えてきた。オーストリアGPではターン1で不本意なクラッシュに巻き込まれ、その後に発生した別のメカニカルトラブルでリタイアを喫した。しかしホーナーはフェルスタッペンに運が向いてくると確信している。
「マシンが徐々に強さを得ていることに、彼は大いに元気付けられている。(オーストリアGPは)今シーズンのモナコ以来、特にこの種のレイアウトのコースで最も競争力を発揮できたレースだった」
「すべてのレースにおいて、曲がりくねったセクター2では我々が最速だった。グランプリを通じて、フェラーリやメルセデスと比較してもだ」
「これを見れば、我々が進歩を遂げていることがわかるだろう。このスポーツではよくあることだが、この進歩が彼にももたらされたら、何を変えなくとも3戦連続で優勝するなんてこともあり得る。きっとそうなっていくだろうと考えている」