アロンソも、外観よりも安全性を第一に考えるべきだとの意見を示した。
「セバスチャンの言ったことに同感だ。何よりも安全が大事だ。この10年から15年に起きた死亡事故の多くにおいてこのデバイスが効果を発揮するとFIAは証明している。そうであれば、僕らは喜んでこのデバイスの導入を受け入れる。時間を遡って(事故に遭った)仲間たちの命を助けられるものなら、喜んでそうするだろう。僕らが話し合うべきことはこの点のみだ。これが重要なんだ」

「美観については、僕は正直言って、あまり気にしない。F1はこれまで大きく変化してきた。僕がデビューした2001年から現在までだけを考えても、マシンの見た目はかなり違うものになっている。僕は頭部保護システムが来季導入されることを喜んで受け入れる。FIAがハロを研究し開発した結果、ドライバーの頭部を保護する方法としてこれが一番効果的なシステムであるというなら、僕としては大歓迎だ」