メルセデスのジュニアドライバー、ジョージ・ラッセルが先週ハンガリーで行われたF1合同テストでハロをテストした。ラッセルは、視界の面では非常に優れており、マシンの乗り降りの際にも慣れれば問題はなくなるだろうと述べており、ハロの性能には満足していたようだ。

反対派の多くが理由として挙げる見た目の問題についても、FIAは来年実際に導入される際には大きく改善しているはずだと主張している。FIAは2018年シーズン、レギュレーションの範囲内であれば、ハロの基本構造に各チーム独自の空力的エレメントを加えることを許可する予定だ。
さらにFOMが、ハロに後方向きにカメラを装着して、今までにない角度からドライバーの顔を撮影するという案を検討しているともいわれており、これが実現すればファンへの前向きなアピールになるかもしれない。