マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、短期間にF1とスーパーフォーミュラのふたつのカテゴリーに出場した。それぞれの長所を認めるバンドーンだが、やはり夢はF1に進むことだという。
開幕戦オーストラリアGPで負傷したフェルナンド・アロンソの代役として急きょバーレーンGPでF1デビューを飾ったバンドーンは、10位でフィニッシュ、初戦入賞を成し遂げた。
今季初参戦するスーパーフォーミュラの開幕戦鈴鹿でも、バンドーンは4番グリッドから3位表彰台という見事な結果を出した。
■「F1にもスーパーフォーミュラにもそれぞれ魅力がある」
バンドーンはスーパーフォーミュラのマシンは「コーナーに関しては今まで走ったなかで一番速いクルマだと感じた」と語っている。
スーパーフォーミュラとF1およびGP2との大きな違いのひとつはタイヤライフが異なることで、それによって戦い方に違いが出てくるとバンドーンは言う。
F1やGP2ではタイヤの持ちが悪く、デグラデーションが大きいため、複数回のピットストップが必要となるが、スーパーフォーミュラではレースを最初から最後までプッシュして走ることができる。その両方に長所があるとバンドーンは考えている。