■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=5位
レースの最初から最後まで、マシンバランスに苦しみ続けた。正しい感触を全く得ることができなかったんだ。数周、いい状態の時もあったけれど、ほぼずっとグリップとペースが足りなかった。
楽な週末ではなかったね。あらゆるコンディションで格闘した。ドライでもそうだし、特にウエットでは苦しんだ。この手のサーキットに備えて、この問題を解決する必要がある。
目指していた結果を出すことができず、がっかりしている。レイアウトを見れば、僕らにとって楽ではないタイプのサーキットなのだが、それがホームグランプリというのが残念だ。

次のグランプリでも同じ状況だったら驚くだろう。シンガポールは理論上、僕らとの相性がいいはずだからね。次のレースでベストを尽くそう。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
エステバン・オコン 決勝6位
レースを心から楽しめたし、パフォーマンスにも満足だ。ただ、少し残念な気持ちもある。今日は何とかして、ポディウムフィニッシュを達成したいと考えていたからだ。でも、現実的に考えると、僕らにはメルセデスやフェラーリと争えるほどのペースはなかったから、6位より上は望めなかったと思う。
一時は(キミ・)ライコネンとの勝負になり、どうにか抑え込めるんじゃないかとも思ったけど、やはり彼の方が全然速かった。レースの大部分は(ランス・)ストロールとの激しいバトルになって、彼に抜かれないようにかなり頑張る必要があった。

昨日は予選で好成績をあげ、今日は6位に入れたのだから最高の週末だったね。ハードワークを続けて、これほど競争力の高いクルマを与えてくれたチーム全体に、心からありがとうと言いたい。