■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝9位
まずは、素晴らしい仕事をして、僕のクルマのギヤボックス交換をレースに間に合わせてくれたチームのみんなに感謝したい。
今回は僕にとっては厳しい週末だった。金曜日には苦戦を強いられたし、昨日はQ3進出を逃して、レースが一段と難しいものになってしまった。
今日はクルマのフィーリングも良くて、スタート直後のターン2でクルマに軽いダメージを負ったにもかかわらず、最初のスティントではペースも良かったんだ。だけど、ピットストップの後は、いろいろとうまく行かなかった。ピットストップに時間がかかった上に、トラフィックにつかまってしまったからね。

おそらく全部合わせて2秒ほどロスしたと思うし、実際に僕とウイリアムズ勢との差はそれくらいだった。それを何とか取り戻そうと全力を尽くしたものの、彼らを抜く前にレースが終わってしまった。あと2周もあればオーバーテイクできたと思うけど、まあ、それがレースというものだ。
もう少し上の順位を狙っていたが、それでもある程度のポイントは持ち帰れたし、この結果には満足しているよ。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=10位
いいスタートを決めて、すぐにザウバーの2台に割って入って、その後、ブレーキングですごくいいラインを取って、ターン2の出口でまたひとつ順位を上げた。かなりいいレースになりそうだった。
でも、3周目に(フェリペ・)マッサと接触して、タイヤがパンクした。それで僕のレースは事実上終わってしまった。
ソフトタイヤでスタートし、そのタイヤがパンクした。それで2回ストップに切り替えなければならなかった。がっかりだよ。でもどうしようもない。

前に追いつこうとしてプッシュしたら、マシンはすごく好調だった。だからそれについては不満はないよ。
少なくとも完走はできたし、1ポイントは取れたから、序盤に起きたことを考えれば、それほど悪くない。ダニエル(・リカルド)は4位でフィニッシュした。今日、僕らのマシンはかなり調子がよかったみたいだね。シンガポールでは表彰台争いに絡めるといいな。