トロロッソの兄弟チームであるレッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、レッドブルはパートナーであるルノーの供給先に対して拒否権を持っているものの、これを発動するつもりはないと述べた。
「我々はルノーの供給先の候補について拒否権を持っている」とホーナーはSky Sportsに対してコメントした。
「理論的には我々にとって(拒否権を発動することは)可能だ。だが彼ら(マクラーレン)がルノーエンジンを獲得することに不満はない」
「そうなることで全員がハッピーになるかもしれない。我々のエンジンではなく、ルノーのエンジンだ。それに、強力なふたつのチームがカスタマーになることはいいことであり、ネガティブな要素はないと私は考える」
ザック・ブラウンは、今週にも来季エンジンに関する決断を下すかもしれないと示唆し、シンガポールGP前に事態が収拾するものと考えられている。