サインツは今年のマレーシアGPから、ジョリオン・パーマーに代わってルノーに加入するという説もある。その場合、サインツの後任は、レッドブルのジュニアドライバーで、現在スーパーフォーミュラに参戦するピエール・ガスリーが務めるのではないかと考えられている。
ガスリーはスーパーフォーミュラ第5戦オートポリスで2勝目を飾り、ランキング2位に浮上。「この2、3日で動きがあるかもしれないし、何かニュースがあるかもしれない。マレーシアで走ることができたらいいね」とコメントした。
ホンダがトロロッソと契約するのであれば、2018年のドライバー候補のなかに、ガスリーとクビアトに加えてホンダが支援する松下信治も含まれてくるとMotorsport-Total.comは伝えている。しかし現在F2に参戦する松下がF1に昇格するにはスーパーライセンス発給の厳しい条件をクリアする必要がある。松下はランキング3位を獲得しなければならないが、残り2ラウンドの段階で現在ランキング6位で、3位との差は37ポイントとなっている。

現在松下はマクラーレン・ホンダのテスト&開発ドライバーを務めているが、ホンダがトロロッソとともにF1活動を続けていくことになれば、松下は今のポジションから外れることになりそうだ。